南丹市美山町をぶらり
先日の鍾乳洞の途中過程で南丹市に寄らせていただきました。
自然豊かなところで歴史の深い町でもありました。
ダムがあったので、ちょっと寄ってみました。知っているダムだと日吉ダムなんですが。。。
結構ダムがあってビックリ!あとこの近辺に1か所あったような。。。。
総工費なんと30億円。おったまげ~~~!
梅雨の時期、台風が多いとテレビのニュースなどで川の氾濫をよく目にしましたが。。。福知山あたりでも台風の影響が多いですよね。
こういったダムのお陰で川の氾濫は良くなっているんでしょうかね。。。
きれいな公園もあります。
ここで昼食をいただきました。日陰だと蚊がたくさん。。。。暑いけど日当たりの良い所かダムの近くの方が良いです。。。場所選びには蚊の対策を。。。
次に行くところは日本最古?の農民家がある石田家という萱葺きの家に行きましょう。
国の重要文化財です。
中へ入って見ましょう。
屋根が大きくてかわいらしい佇まいですね。
中へ入るとやっぱりちょっと暗いんですね。
中で火をおこすことによって、いぶされて木が丈夫になるそうです。
炭の匂いが漂っていました。
これだけ保存状態が良いという事は、丁寧に暮らしていたんでしょうね。
この建物は慶安3年以来、昭和42年まで解体されていないことが判明し、庄屋を含む農業を営む民家としては日本最古の物だそうです。
江戸時代の樫原は、園部藩の領地で小さな村ではありましたが、上組、下組に分かれ「庄屋」がそれぞれいたという事です。
石田家は上組の一員で先祖は庄屋を勤める家筋であった。
安永の末年頃からは、「庄屋」は1名になり、庄屋の下には「年寄」、その下に「組頭」がいた。
庄屋は代官から任命され、戸長制度ができる明治5年まで続けられた。
1730年頃には約40頭ほどの牛がいたが、20年後には12頭に減り、そのうちの10頭が買入され耕作の支障をきたしたそうです。
1760年頃から始められた煙草栽培は、この苦しみから脱するために始められ、時の石田源右衛門さんが相当の努力をしたと書かれています。
今でこそ平和な時代に生まれた私たちには、もの珍しい建物ですが代々暮らしてきた人たちにとっては、 国の援助があるとはいえ、こういった日本家屋を維持していくだけでも大変かと思われます。
残していきたい日本の文化ですね。
ありがとうございます。