京都アスニー 平安京創生館
こんにちは~~。
京都アスニーへ行ってきました。
平安京創生館では、1200年間続いている「京都のはじまり」を体験しながら学習できます。
今が2018年だから1224年前。。。。
人間なんて100年も生きられないけど、こうして歴史が積み重なって今の京都ができているんですね~~。
今まさにここに立っている場所が平安宮造酒司倉庫跡(へいあんきゅうみきのつかさそうこあと)だそうです。
●この付近一帯は、1200年前に造られた都である平安京の中でも、天皇が住む内裏や政治の中心である朝堂院など重要な施設からなる平安宮と呼ばれている場所にあたります。
酒や酢を造る役所が置かれていた所で、ここで造られた酒などは平安宮の中で行われる宴や祭りに使われていました。
写真に写っている床の丸と四角の模様がありますが、倉庫の柱の跡で、柱の位置を示すタイルだそうです。
入り口を入ると源氏物語車争図屏風の複製が一面に。。。
着物が着られる体験コーナーもありましたよ。
東西4.5キロ南北5.2キロの方形として計画・建設されました。
この模型は1000分の1の縮尺で作成されています。
写真で見る左側は当時は水が溜まり人が住める状態ではなかったそうです。
土地の特性を生かし野菜作りなどが盛んに行われるようになるのは中世以降の事だそうです。
中世とは?
ここに定義された「中世」は政治史的に武家政権(幕府)による支配を特徴としており、天皇の政権(朝廷)が全国を統合していた古代(大和時代・奈良時代・平安時代)と区別された。
当時の京都の人口は約10万人だそうで。。。
だいたい今の中京区(約118000人)の人口ぐらいでしょうか。。。。
それにしても、増えましたね~~~人口。。。。
こちらの写真右側は八坂神社がある方です。右端に高い建物が見えるんですがわかりますか?(今は岡崎動物園、平安神宮、みやこめっせなどがありますね)
拡大したものがこちらです。昔はこんな建物があったんですね。(法勝寺復元模型)
この八角九重塔は高さ約81m。雷が落ち火事になったそうですが、再建されることは無かったそうです。もったいないですね~~~。。。
この付近には藤原家代々の邸宅があった場所で、白河院と呼ばれていました。
これらの土地が天皇・上皇へ寄進され「勝」の字が付く六つの寺が白河上皇・鳥羽上皇の時代に造営されました。
今では、石碑しか残っていませんが。。。
この付近に平清盛のお父さんが(平忠盛)造った三十三間堂があったそうなんですが、これも火事で。。。。無くなったそうです。
親子二代で同じものを作るとは。。。
ものすごく細かく区画割れしてますね。
唐の首都長安や洛陽を模倣したものだそうです。
スケールを小さくし、都市の周りの城壁を省略するなど、わが国でアレンジした部分が多くあるという事です。
中国はもっと大きいんでしょうね。。。。
歴史を見れば今がわかるように、昔の政治が今の政治の基礎となってるんですもんね~~~。。。。
っま。。他の国に比べると日本はいい国ですから。。。良しとしましょうか。。。
時間が無くてゆっくりできませんでしたが、見ることができてよかったです~~。
勉強になりました、ありがとうございます。
■休館日:火曜日、年末年始
■展示時間:10:00~17:00
■駐車場:無し
■駐輪場:あり