京都三大風葬地 あだし野念仏寺
京都の歴史を知っていくうちにいろんな京都の顔が発見でき、もっと深く京都の歴史も知りたいと思うようになり今回は京都の三大風葬地をめぐっていくことにしました。
京都あだし野念仏寺
化野の地にお寺が建立されたのは、約千二百年前、弘法大師が五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したと伝えられる。
あだし野は化野と記す。「あだし」とは、はかない・むなしいとの意で、また「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往生する願いなどを意図している。
この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだところである。
「化野」は平安時代から風葬や土葬が行われた葬送の地。
境内にまつわる八千体を数える石仏、石塔は往古あだし野一帯に葬られた人々のお墓である。
何百年という歳月を得て無縁仏と化し、あだし野の山野に散乱埋没していた石仏を明治中期、地元の人々の協力を得て集め、極楽浄土で阿弥陀仏の説法を聴く人々になぞらえ配列安祀してある。
歴史があったからこそ現在があると思うと、 歴史の奥深さに感銘されました。
それぞれの時代でそれぞれの人たちが生きていた証というか。。。
歴史を知る上でも、この地に足を運んでみてよかったです。