ルーツ
自分のルーツを調べてみたくなり、両親の戸籍を調べてみた。
私は両親のルーツは北海道人だとばかり思っていた。
母方の祖先は熊本県から来たという事を聞かされていたので、調べた甲斐があったのでござる。
母方のルーツは聞かされていた熊本県とは全く違う新潟県「西頸城郡」というところで、今の糸魚川市にあたります。
筒石という小さな漁村だった。
戸籍を調べるとこれもまた、西頚城郡で同じ地区同士の出身であった。
これも元々の名字が「大門」という姓で母方に婿養子として今の「○○家」となったようである。
この「大門」という先の戸籍も調べられない状態だった。
父方の祖先は生粋の青森県人だった。祖母も祖父も町名は違えど同じ地区の出身だったのである。
しかも、もともとの姓は「舘田」といって調べてみると青森県に多い苗字だとわかったのである。
その「舘田」という先の先祖の戸籍は調べられない状態になっていたので残念でした。
こういう事情で自分のルーツがわかると、太宰治の「津軽」という本が目に着いたので読んでみると、青森県人気質という自分にも当てはまる性格性が「あるある」だったことにびっくりしている。
父は私が13歳のころに他界しているが、その性格性が受け継がれていることになんとまあ~~これが血筋というものであろうか。。。と人間の不思議みたいなものにも驚かされた。
「津軽」を読んでこれは「へ~~~ぇ~~。。。」と思うようなことが書かれてあった。
青森県はりんごが有名だがその歴史は新しいという事であった。
明治初期にアメリカ人から種をもらって試植し、フランスの宣教師からフランス流の剪定方法を教わって成績を上げ、名産として有名になったのは大正時代に入ってからだそうである。
しかも「青森県」という名前の由来もこれは確かではないのかわからないけれども「へ~~ぇ」といううなずけるものがあった。
津軽の山脈は全国有数のヒバの産地だそうで、冬でも青々と樹木が茂っていることから「青森」になったと思われる。とあった。
つながっていくとなんだかおもしろいですよね。