白い毛の話
いつだったであろう・・・この毛に気づいたのは。
そうだ、中学校の修学旅行の時だ。
中学の時の修学旅行は碁盤の目で有名な札幌なのだ。「道に迷っても碁盤の目やし大丈夫だよね~~~」なんて話をした記憶がある。
バスで移動中の出来事である。
隣に座っていた友達に「マーキン、ちょっと動かないで!」と私の首元に顔を近づけ何やら取ろうとしている・・・
「ぬぬっ!何ぞや?」と思いながらも友達の「動かないで!」を忠実に守っている私は取れそうで取れない友達が取ろうとしている物が何なのか?知りたい衝動を抑えながらも「早く取ってくれ」と心の中で叫びながら待っていた。
なかなか「それ」が取れないらしく友達はあきらめてしまったのである。
とうとう友達は自分で取れ!と言わんばかりに私の手をそこに持っていき、私の指をそれに触らせ「ここ!」「ひっぱてみ!」と・・・・
「ぬぬっ?」「なんじゃこれは?」
引っ張てみると何やら皮膚がチクッとするではないか・・・
「何なんこれ・・?」とおもいっきり引っ張ってみるとうっす~~~い白い毛が・・・
「なんなんこれ~~~?」「ゴミでもついてるんかと思ったら毛~~かい?」
「何でこんなん生えるの~~~?」と爆笑の渦に。
そんなこんなでうん十年・・・
ふと見ると何やらおでこに光るものが。
「なんじゃこれ?」とよ~~~く鏡で見てみると、うっす~~~い白い毛が・・・
「またかい・・」「今度はおでこかい・・・」と思いながらピッと引っこ抜いてしまった。
しかもその毛だけ2~3センチは伸びていたのである。
「ふむふむ・・・なぜに?白い毛が・・?」
私の体には白い毛が3本生殖しているのである。
しかも体の中心部分にだ。
①おでこ。
②右の鼻の孔。
③鎖骨と鎖骨の間のくぼんだ所。
現在生殖しているのは、おでこと鼻。
今は鎖骨の部分には生殖していないが、たまに出現する。
なんかで読んだが、多分ネット情報だろう「宝毛」なのだそう・・・?だ。
幸せになるらしい・・・。
抜かないほうが良いと書いてあったので、生育中である。
しあわせ・・・・・・・・・・・?と聞かれたら・・・
とりあえず、幸せにしておこう。