怖い話

今週のお題「怖い話」

その1 夜間高校へ通っている息子を迎えに行った時の話

 2年ほど前の話になります。

次男坊が夜間高校に通っていた時の話なのですが、私が次男坊を送り迎えする時は雨が降ったときだけになるので当時は雨が降っていたのでしょう。

 

迎えに行く時間帯には雨も止んでいました。

授業が終わる5分前には校舎の近くで車を停車して待っていました。

あたりは街灯が所々ついていたのですが、薄暗い雰囲気で「早く終わらないかな〜〜」と言う気持ちでした。

授業が終わったのかチラホラ生徒たちが歩いてくるのが見えてきて、一人の男子学生の後ろにうっすらと影のような人の形が見え、マラソンをしている感じで向こうのほうへ走って行ってしまいました。

走って帰るのかな〜〜?と思いつつもしばらくすると向こうのほうからさっきのマラソンをしているような影がこちらの方に向かってきているのがわかり、「部活でもしてんのかな〜〜?」「でも9時半から部活やるか〜〜〜?」と思いつつもこっちに向かってくるスピードが速いな〜〜と感じました。じっくり目を凝らしてみるとやっぱり人の形をした影が走ってこちらに向かっているのがわかる。

そのスピードの速さに怖くなり、その場所から校門の前に移動してきましたがなんだか今でもその影の存在にモヤモヤ感が残っています。

 

その2 山中でトレッキング中の話

大阪にあるお寺(西国三十三所)を目指し高槻の山中を山越えして行った時のお話です。

まだ自然の怖さを知らなかったので今思うと「よう一人で行ったな〜〜」と感心するほど・・・

高槻市内から住宅街へと入っていき、畑の道から旧道へと山道へ続く道を入っていきました。

山へ入る時は少し緊張もしましたが自然に触れることと、山を歩く事で無になれるのが嬉しく怖さは感じませんでした。

途中大阪市内が一望でき休憩がてら一息ついて「やっぱ自然はええよな〜〜」なんて独言も出てお気楽な気分でした。

そこから山の奥へと進んでいき、途中野生のサルと目と目が合い、「襲ってくるなよ〜〜〜!」と心の中で叫んでいたら猿が谷底の方へと逃げていきホッとしました。

歩いていると谷の底のほうが見え、「結構高い所にいるんや〜〜〜」と思いながら歩いていると笛の音が聞こえて来ました。

「えっ?この近くに学校でもあるのかな?」と思いつつも「いやいや、ここ山の中やで〜〜」

「山の下にでも学校があってやまびこ方式で笛の音が聞こえてるとか?」

いろんな考えが想像を膨らませ立ち止まると笛の音はピタリと止んだ。

「え〜〜〜?」「ちょっと待って〜〜な〜〜」と心の中で叫びつつまた歩くと笛の音が・・・

「怖〜〜〜」と思いながら先に進むしかないので急いで山を登り途中案内板を確認しながら山中を歩き続けました。

もうその時には山道を歩くことに精一杯で恐怖はどこへやら・・・

途中また変な看板を見つけ看板には「山の境界線でもめた村同士の約束事」みたいなものがあり「えっ?境界線で揉めてたん?」と・・・もしかしてさっきの笛の音って境界線で揉めてたやつ?と勝手に一人想像を膨らませながら山道を歩いて行ったのでした。

 

無事西国三十三所のお寺には着きました。

 

その3 唸り声

これは私のあるある体験で娘にも怖がられてるお話です・・・

 

実は昨日もあったのですが、夢の中で金縛りにあう夢を見ていたようで「あ”~~~~~~~」「あ”~~~~~~~」「あ”~~~」と出ない声を必死に出そうとしている自分の唸り声とともに、遠くのほうから娘の声で「おかあさん・・」「おかあさん・・」と声が聞こえてきて我に返るという・・・

自分の唸り声を聞いて声をかけてきた娘は怖かったやろな~~~と心の中で娘にあやまり何事もなかったかのようにまた寝ました。

 

次の朝娘に聞いたら「怖かった~~~」と一言。

すんませ~~ん。