危うく

話しかけてくるタイ人には気を付けろ!

 

サブタイトルですが。。。。

 

長男坊を日本へ送り出し、一安心したところでタイの町を観光です。。。

 

今日はタイの路線バスに挑戦しようと、ホテルのフロントで「カオサン方面のバスに乗るには何番のバスに乗ったら近くまで行けますか?」と尋ね、だいたいのバス番号と方角を地図で書いてもらい、道中を楽しみながらカオサン方面へ行くバスに乗り込みました。

バスの車掌さんに「ここで降りるのよ」と合図され下りてみるとホテルからあまり離れておらず、「ここから乗り換えるのかな?」と街をきょろきょろしていると。。。

 

背広を着た体格のふくよかなタイ人が現れ、「どこから来た?日本か?」と流暢な日本語を話し、「私はそこで働く公務員だ。」とそれらしい建物に指をさし、「私は日本の国家事業でも働いていた」と話し、いかにもそれらしい話をする。

 

服装もきちんとしており、日本で働いていたし日本語が上手なんや。。。

と心の中で思っていると。。。。

 

「これからどこへ行く?」と聞いてきたので「カオサン通りまで行きます」と伝えると「今日はカオサンは休みでやっていない」と言うので、「え~~?休みでやってないの~~~?」、「どうする~~~?」と思案していたら。。。

 

(ここでも、私たちのリアクションはタイ人にとってこの上なく思う壺と思ったのではないでしょうか)

 

チャオプラヤー川から出ている「ボートはどうだ?」と聞いてきてウンも言わさず、近くからもう一人のタイ人(トゥクトゥクの運転手らしい人)がでてきて、「よう!」と偶然を装い「ここから日本人をボート乗り場まで連れて行ってくれ」と話し「全員で40バーツでいいそうだ」とトゥクトゥクに乗せられ、そのボート料金はと言うと一人1300バーツ。。。

「ほかの乗り場はもっと高いからここまで案内する」と巧みに話をする。

 

「。。。?」と思いながらもボート乗り場まで案内されトゥクトゥクの親父もここでお別れと思いきや、乗り場までついてきて交渉している様子。。。。

 

この時点でもう怪しい。。。

 

ミスター香港が機転を利かせ、「NO!NO!高い」と言って断りその場を急いで離れました。

カオサン通りに行ってみると、なんのこっちゃない普通にお店は空いており、ミスター香港は念願のマッサージを施してもらったのでした。。。。

 

甘ちゃんな日本人がターゲットにされないよう毅然とした態度も必要ですね。

平和ボケしている私たちは、危機感が世界の国から比べると落ちていると感じました。。。

世界をもっと見ないといけませんね。。。

 

旅の終盤ともなると、トゥクトゥクよりタクシーの方が断然安く、キョロキョロしない限りトゥクトゥクのおっさんにも声をかけられないし、(おっさんと言っても私よりもはるかに年下ですが。。)トゥクトゥク代だけでも馬鹿にならないと思いました。

 

何をするのも、値段の交渉が常に付きまとうのでめんどくさい事この上なく。。。

本当に生活のかかった毎日を送っているんだな~~と。。。

タイ人には今を精一杯生きるという事を教えられたような気がします。

 

日本みたいにノイローゼや鬱になる人はいないんじゃないかと思うくらい、毎日必死で生きているんだな~~と思いました。